小樽市春香町にあるスキー場｢スノークルーズ･オーンズ｣が、11月11日(金)9:00からオープンした。道内で最も早くオープンすることで知られる同スキー場は、これまでに造り溜めた人工雪をゲレンデに敷いて、仏語の意｢11(オーンズ)｣に合わせ、毎年11月11日にスキーシーズンの開幕を告げる。
幅30ｍ、距離500ｍ、平均斜度15度のゲレンデに、人工雪を敷き積めたサンシャインクルーズには、気の早いスキーヤーやボーダーたち約150名が、思い思いのウェアーを着込み、何処よりも早い初滑りを、1年ぶりに楽しんでいた。
11日(金)のオープン時は、あいにくの雨模様だったが雲の切れ間から覗く、眼下に広がる石狩湾の光景を満喫しながら、気持ち良さそうに滑り降りていた。しかし、スコールや雷も鳴る天候となったため、一時ゲレンデをクローズする時間もあった。
｢どこよりも誰よりも早く滑りたいので、休みを取って駆けつけた。この感触がたまらない。早く雪が積もって長い距離を滑りたい｣(札幌市の会社員)と、積雪を待ちわびていた。
｢今年は暖かい日が続き、人工雪造りには苦労したが、例年通り11月11日オープン出来てほっとした。一日も早く雪が積もって全コースがオープンして、良い雪質を皆さんに楽しんでもらいたい。今日はたくさんの人に来て頂いてとてもうれしい｣(遠藤義明支配人)と喜んでいた。
｢スノークルーズ･オーンズ｣の営業は、11月11日から2月28日まで。平日9:00～23:00、土日祝8:30～23:00。 問合せ:0134-62-2228
