晩秋の最終運行「SLニセコ号」!


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slniseco.jpg さわやかな秋晴となった11月5日(土)、9:20にSLニセコ号が札幌駅から小樽駅に到着した。紅葉シーズンの小樽―ニセコ間に黒煙を高く上げて走る、SLニセコ号の今シーズンの最終運行が行われた。
 紅葉を求めて小樽ニセコ路を走るSLニセコ号の運行は、9月23日の三連休から始まった。11月6日までの土日祝日で、延べ15日間の運行。1941(昭和16)年生れの蒸気機関車「C11-207」は、紅葉の中にそびえる羊蹄山をヘッドマークに付け、カニの目のように2つのヘッドライトが飛び出し、「カニ目のSL」としても親しまれている。
 9月23日から始まった運行は、札幌~小樽~ニセコまでの函館本線を走り抜け、紅葉と温泉とグルメが売りのJR北海道の企画イベント。週末・祝日の運行とあって、今年も人気が高く、満員での運行が続いた。今シーズンの最終運行となったのは11月5日(土)・6日(日)の週末。
 11月5日は、道内はさわやかな秋晴となり、晩秋のニセコ路を最終運行のSLニセコ号が走り抜けた。すでに葉も落ち始め、紅葉シーズンの終わりを告げている晩秋の後志路を、蒸気機関車特有の甲高い汽笛と黒煙を吹き上げながら、家族連れの乗客らを乗せ、羊蹄山へ向けて運行した。11月5日・6日の最終運行が終わると、今度は雪のクリスマスに合わせて、毎年クリスマス号としての運行が行われている。
 SLニセコ号の運行終了とともに、後志路は一挙に冬のシーズンを迎える。

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