「第51回歳末たすけあいチャリティーおたる歌謡祭」開催!

 約1,000人の観客で満席となった小樽市民会館大ホール(花園5)の舞台で、高齢者が年1回歌と踊りを披露する「第51回歳末たすけあいチャリティーおたる歌謡祭」が、12月4日(日)10:00から開かれた。
 歳末チャリティー実行委員会(佐々木健哉・実行委員長)が主催して、今年で51回目を迎えるこの歌謡祭は、小樽市内でカラオケや詩吟、ダンスなどの教室に通う人たちの発表会。それぞれが習っている、吟舞・舞踊・フラダンス・歌謡曲・カラオケなどを、約200名の生徒が日頃の成果を披露した。
 最初に「踊翠流剣詩舞鶴双会小樽支部」、「日本詩吟学院岳風会小樽支部」の約25名によって、「江南の春」、「山中問答」、「富士山」などの吟舞が、満席となった会場に響き渡った。
 「クラウン新舞踊葉狩静栄会」の「祝い冨士」、「おゆき」などの約17名の舞踊、「ナニアロハ・フラスタジオ」(主宰ケーハウラニ佐藤氏)の約30名によるフラダンス。
 「佐々木健哉 歌謡教室」の約100名が、1人ずつ「孫」や「おそい春」などを思いを募らせ熱唱。「カラオケなかよし会」13名、「小樽カラオケうしお」12名が、「哀愁航路」などを1人ずつ熱唱した。特別ゲストに藤かず子さんが、歌謡曲のオープニングを「わかれ傘」で飾り、最後にはお楽しみ抽選会もあった。
 「佐々木健哉 歌謡教室」に通う仙波重栄副実行委員長は、「おそい春」を熱唱。「みなさん上手な人ばかり。年に1回だから本当に楽しみだった。朝7:00から準備したんですよ。今日は1年の締め、また来年に向けて練習します」と笑って話した。
 同歌謡祭では、社会福祉協議会に10万円を寄付するため、入場料を1,000円としている。