ピンクの雪だるま提灯、小樽サンモール街で点灯!


 「なにあれ、おもしろい」と、観光客に評判の約50cmのピンクの雪だるま提灯72個を、天井に吊り下げる作業が、12月9日(金)サンモール一番街のアーケードで行われていた。10日からの点灯をメドに、作業員2人が、電球を1個ずつ提灯の中に入れて、1本12個つきの棒をアーケード天井に吊り下げていく。これを6列繰り返し作業をする。
 この提灯を吊り下げ、アーケードを飾る歳末のイベントは今年で3年目。1年目は、提灯の中に電球2個を入れて明かりを灯していた。しかし、提灯の中と外の温度差がありすぎて、途中で破けてしまうものもあったという。このため、2年目には、電球を1個減らし、ワット数も低くしたため、途中で破けることなく成功したという。
 サンモール一番街では、以前からクリスマスイルミネーションや、サンタなどを飾ったりして活性化を目指していたが、うまく盛り上がらず、あまり効果がなかったという。しかし、このピンクの雪だるま堤燈を吊り下げてからは、観光客や子供から反響が出てきたという。「観光客からの声もうれしいが、地元の人から『おもしろい』という言葉が聞きたい」(株式会社アカイシ・赤石達郎専務取締役)と話す。
 この雪だるま提灯は別注生産で、潮まつりなどで使用する提灯の値段の3倍もするという。点灯は、12月10日(土)から来年の2月20日前後16:00~21:00。点灯時間変更あり。
 サンモール一番街の丸井今井が閉店して、寂しくなった同商店街をピンクの雪だるまの点灯で、買物客を招き寄せる。