2006年の幕開け!小樽市内各神社に初詣客! 


 2006年1月1日。小樽市の上空には分厚い雪雲が広がり、初日の出は見られなかった。曇り空の元旦となったが、市内の3神社、「住吉神社」(住之江2)、「龍宮神社」(稲穂3)、「水天宮」(相生町3)には、三々五々と初詣客が集まった。
 住吉神社の初詣客らは、本殿前で両手を合わせ、「新年も平穏無事に過ごせますように」と今年1年の安全祈願などをしていた。新年の初詣でには欠かせない「おみくじ」売場には、多勢の客が「大吉」「小吉」などに一喜一憂していた。
 家族と一緒に来ていた、桜町の加藤綾香ちゃん(10)は、おみくじを引いて「今年は5年生になるから、お勉強がんばります。今年はスキーにいっぱい行きたい」と、2006年の抱負をおばあちゃんと話していた。
 龍宮神社では、神社を背に家族10人で、脚立にカメラをセットして新年の記念写真を撮る参拝客らや、友達同士で初詣に来て、一心に願をかける人が見られた。
 水天宮では、参拝客はポツリポツリと来ていた。カップルは手を繋ぎながら、本殿へ歩いていき、賽銭箱に金を入れて願をかけていた。
 初日の出は見られなかったが、静かな各神社の境内は、雪に埋まって、小樽らしい雪国の初詣風景が広がっていた。