「小樽雪あかりの路8」のイベント発表!


 小樽市内の小樽運河や旧手宮線などを会場に、雪の中に無数の灯りを灯し、2月10日(金)から開催する「小樽雪あかりの路8」のイベント内容が1月24日(火)に発表された。
 今年は記録的な大雪のため、雪の運搬除雪などで、例年とは様変わりの様子を見せている。これまでは、毎年約60万をかけて、きれいな雪を天狗山や水族館周辺から会場へ運んでいたが、今冬の大雪で今回は、150万円をかけて除雪する羽目になってしまい、関係者は、除雪費の増加で頭が痛いものとなった。
 実行委員会事務局では、「ここまで雪が多いとは思わなかった。150万円の除雪費もかかるし、準備が大変だ」と頭を悩ます。今年は過去最高の見物客50万人を目指しているという。
 今年の雪あかりの手宮線会場は、寿司屋通りから日銀通りまでのA会場を食のゾーン、日銀通りから中央通りまでのBゾーンを遊びのゾーン、中央通りから市民センターの裏まで30m拡大したC会場を予定。寿司屋通り側に、雪の壁による甘酒、カレーライス、おにぎりなどの出店ブースを設ける。
 市内あかりの路の新会場として、堺小学校と港町会場が参加。3月で廃校する堺小の全校生徒54名が、2月10日から14日まで、同校のファイナルイベントとして、グランドにキャンドルやオブジェに灯りを灯す。港町会場では、北一硝子が堺町通り沿いの店舗に呼びかけ、キャンドルや雪のオブジェなどを飾る。
 運河プラザ(色内2)は、イベントゾーンとして活用される。ゴスペルコンサート、フィンランド民族楽器によるカンテラコンサートなど様々なイベントを用意。雪あかりの期間中に、市内の5菓子店が、バレンタインにちなんだ菓子を企画して作る「スウィート・スウィーツ・バレンタイン」というイベントもある。オリジナル切手シートも販売。
 この雪あかりの路には、海外からのボランティアの参加も知られているが、現在、韓国から44名、オーストラリアから11名、さらに、今回初めて台湾から8名が参加することが見込まれている。
 「小樽雪あかりの路8」のオープニングセレモニーは、15:00から小樽運河浅草橋街園で行われる。17:30からは入れ墨牧師として有名な鈴木牧師による、韓国人カップルのホワイトウェディングも開かれる。12日17:00からもカトリック教会(富岡1)でも、1組の雪あかりの結婚式が行われる。
 ホテル宿泊券、お寿司券などが当たる、「愛のフォトコンテスト」(応募締切3/27)と「『雪』と『あかり』のイメージコンテスト」(応募締切2/28)への写真を募集。今回のフォトコンテスト入賞作品は、来年開催する雪あかりでのオリジナル切手シートに選ばれる。応募用紙は小樽市ホームページでもダウンロード出来る。
 「小樽雪あかりの路8」の開催は、2月10日(金)から19日(日)までの17:00~21:00。問合せは、小樽雪あかりの路実行委員会事務局(小樽市経済部観光振興室)0134-32-4111内線267

 小樽雪あかりの路8

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