JR小樽駅駅舎、国の有形文化財に! 


Save0023.jpg 70年以上にわたって小樽市民に親しまれている、JR小樽駅が国の有形文化財に登録されることになった。
 国の文化審議会(阿刀田高会長)は、1月20日(金)に、JR小樽駅駅舎とプラットホーム、渡島管内上磯町の熊谷家住宅の3件を、登録文化財建造物とする答申を小坂文部科学相に行った。
 JR小樽駅駅舎とプラットホームは、1934(昭和9)年に当時としては斬新なデザインで建造され、上野駅に似た鉄筋コンクリート造の建物。吹き抜けの中央エントランスホールには、トップライトが設けられ、プラットホームが2階に造られ、階段を下って改札口に出る、構造的にもユニークな当時の姿を残したものとなっている。(左写真提供:小樽市博物館)

 駅舎に続くプラットホームは、現在4番線ホームとなっており、小樽ゆかりの俳優石原裕次郎を記念した「裕次郎ホーム」として知られ、観光客に人気のスポットとなっている。
 小樽は、北海道鉄道発祥の地として、数々の鉄道遺産が残されている。小樽駅の使用中の建物が今回、国の有形文化財へ登録されるのは、道内では初めて。70年以上にわたって生き続けている現役の鉄道施設が、新たな文化財として国から認知された。
 小玉宏文小樽駅長は、「登録でこれからも、われわれ鉄道員も大切にするし、お客さんにも大切にしてほしい。自分の家が褒められているような気分です」と、うれしそうに話していた。

 文化財の保護