18年ぶりに開いたタイムカプセル!小樽市立堺小学校! 


 3月で閉校する小樽市立堺小学校(東雲町9・森真由美校長)で、18年前に校庭に埋めてあった、当時の在校生のタイムカプセルを開く催しが、2月19日(日)11:00から同校体育室で行われた。
 会場には、当時の在校生や校長・教頭・教諭・用務員ら約120人が集まり、タイムカプセルの開封式に臨んだ。
 タイムカプセルは、同校の創立80周年記念として、1987(昭和62)年に当時の在校生182名の作文・絵画・習字などを収めて、校庭の二宮金次郎像の脇に埋められた。
 20年後の創立100周年に開くことになっていたが、堺小が少子化による児童数の減少で、2006年3月31日に閉校することになったため、2年前倒しで開くことにして、当時の在校生に作品を返却することにした。
 「80周年協賛会タイムカプセル開封委員会」の小野俊三代表が、「堺小の3月閉校でタイムカプセルがどうなるかとの問合せがあり、18年間グランドで眠っていた作品を皆さんにお返ししたいと、昨年12月に重機で掘り出して保管していました。何よりも当時の1年から6年までの皆さんが立派に成長して、今日参加してくれたことがうれしい。堺小の名前は3月でなくなるが、どうか、いままでの堺小の想い出を刻み込んで頂きたい」と挨拶。
 懐かしい校歌の流れる会場で、タイムカプセルが開けられ、当時の作文・絵画・習字などの作品が、参加者に手渡されていった。自分の作文を読むとみるみる涙ぐむ人もいて、当時の懐かしい堺小の想い出が一気に噴き出し、会場は18年ぶりの全校同窓会で盛り上がった。
 堺小最後の校長となる森真由美校長は、「ほっとしました。適配の話が1年半もあり、その間、問い合せが断続的にあり、どうしたら良いかと思っていたが、協賛会の方々にいろいろとやって頂いてありがたかった。皆さんが学校を想う気持ちは、本当に大変な想いがあることを肌で感じました」と、タイムカプセルが開封され、作品が返却されたことで、肩の荷を降ろした様子だった。
 18年前の当時の在校生は、現在、25歳から31歳までの人生の最盛期を迎えており、家庭を持った人たちは子供連れで、雪に埋もれた母校を訪れ、家族一緒に懐かしい母校の匂いと雰囲気に浸っていた。
 同校では、3月の閉校を前に開催中だった小樽雪あかりの路のイベントに参加し、今年で最初で最後となる堺小雪あかりの路も開催。「さようなら堺小」と書かれたオブジェにろうそくの灯りを灯して、閉校を送っていた。
 雪あかりの路の終わりと18年前のカプセルの開封が終わり、約一世紀に及ぶ長い歴史を誇った、小樽市名門の堺小学校は、来月に閉校を迎えることになる。