雪山と格闘!小樽桜陽の除排雪ボランティア! 

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 小樽桜陽高等学校(長橋3)が、20年にわたって続けている「独り暮らしのお年寄り家庭の除・排雪奉仕活動」が、2月4日(土)9:00市内豊川地区で行われた。
 強い風が吹き、荒れた天候となったが、同校の除排雪ボランティアには、約60名の生徒が参加した。何重にも防寒着を着込んだ生徒たちは、手に手にスコップやスノーダンプを持ち、豊川地区の独り暮らしの老人4世帯へ手分けして向かった。
 同校で英語を教える三角拓教諭の班では、高齢で独り暮らしの雪に埋もれた西村ノブ(79)さん宅を訪れた。生徒たちは、積もった雪山を見て「えっどうするの?」、「すごいな」などと目が点になったが、教諭らの指示のもと、家の前に積もった雪を除排雪する係り、排雪場を作る係りなどに分かれ、雪との格闘が始まった。
 生徒の1人が雪山をスコップで崩し、1人がスノーダンプに雪の塊を入れ、1人が排雪場へ運ぶ。若い高校生のチームプレーで雪山との格闘が進められていった。
 3回目の参加となる3年生の上前美波(18)さんは、「地域の人たちの役に立ててうれしい。今年は雪が多いけれど、雪かきは慣れてますから」と、息を切らしながら除雪に取り組んでいた。1年生の畠山裕太(16)・澁谷章人(16)・高田昭平(16)・阿部太祐(16)・中山裕喜(16)くんらのチームは、「思ったよりも大変」、「ボランティアをさせてもらって るという気持ちなので 苦ではないっす」、「ありがとうって聞けたらうれしい」、「トレーニングのつもりっす」と、張り切って雪と格闘していた。
 生徒と教師による見事な連携プレーで、見る見るうちに高く積もった雪山も低くなり、通路が確保された。西村さんは「膝が痛くて階段も上れないの。ただ、家の前の自分が通るところだけ、かろうじて雪をかいています。今回、高校生に除排雪をしてもらって本当に助かります。ありがたい」と、ホッとため息を漏らした。
 三角教諭は「例年より雪が多すぎて、生徒が協力しての雪かきはするのも大変。でも、これからも、この除排雪ボランティアを雪に負けずに続けていきたい」と話していた。
 桜陽高校では、5日(日)にも豊川地区の3世帯、12日(日)には赤岩地区の6世帯でも除排雪奉仕活動を実施する予定。