銭湯料金 4/15から10円値上げ!380円から390円に!


sento1.jpgsento2.jpg 公衆浴場「街の銭湯」の大人料金だけ、4月15日(土)から10円値上がりし390円になる。原油価格の高騰などで経営が圧迫されていることもあり、全道で一斉に入浴料金が改定されることになった。
 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合に加盟している公衆浴場は、2005(平成17)年6月現在、全道で382軒で、小樽市内では26軒ある。わずか10円の値上がりで、燃料高のカバーが出来るか疑問とする向きも多い。
 2005(平成17)年10月に、4年ぶりの公衆浴場料金の値上がりの際にも、「10円上げても変わらない」という声が多く、銭湯離れを加速させると懸念されていた。市内錦町1の玉の湯では「10円だけではこの重油の高騰の中で、役に立たないわけではないが、利用者には10円でも大きいだろう」と懸念する。
 市内の銭湯ファンからは、「安いことにこしたことはないけれど、10円値上がりするより、銭湯が無くなることが嫌。重油が安くなるから、今度は料金を安くするなんてことはないでしょ。銭湯には、ぜひ存続してもらいたいから、しようがないじゃない」(赤岩・野坂幸洋さん49歳)という声が多かった。

 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合HP