春を告げる“幻の滝”出現! 

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 春の訪れとともに、残雪から解け出した雪解け水を集めて落下する“幻の滝”が、道道小樽海岸公園線の手宮洞窟保存館(手宮1)脇に、今年も出現し、話題を呼んでいる。
 4月に入り、肌寒い日が続いており、市内にはかなりの雪が残っている。市内の桜の名所で、北限の栗林があることで知られる手宮公園は、道路を除いてまだまだ残雪で覆われている。しかし、春の歩みは確実で、日々市内の積雪を減らしている。
 残雪を解かした水が集まり、手宮公園から直下の道路までの約10m、一直線に流れ落ちる“幻の滝”は、この季節だけに見られ、本格的な春を告げるものとして、付近住民には知られている。
 今冬の豪雪の影響もあり、手宮公園は、まだ1mを超す残雪に覆われている。桜の季節には1ヶ月も早いが、手宮の鉄道施設遺構でもあるレンガの擁壁脇を、この残雪を解かして流れ落ちる“幻の手宮滝”が、この季節だけに見られる。
 例年この季節だけに見られる滝だが、今年は豪雪の影響で水量も多く、約10mの崖を流れを落ち、幾筋もの流れを作り、飛沫が舞い滝の表情を見せている。付近の住民は、「今年は残雪も多いので天気次第では、いつもよりも長く見られるのではないか」と滝を見上げていた。
 市内手宮から祝津に抜ける道道小樽海岸公園線を通る人には、この“幻の滝”の見物も一興の風情がある。雪が消え去ると同時に消える“幻の滝”は、今が見頃だ。