海の上の工場群サハリンへ!小樽市に約571万円の臨時収入!

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daisen2.jpg 5月12日から小樽港に続々と現れ停泊していた、プラント工場を載せた巨大台船6隻が、6月に入り、次々に目的地サハリンに向け旅立った。6月5日(月)には全船が出港し、海の上の工場群が消えた。6隻の台船とタグボート計12隻の入港料と係留施設使用料として、小樽市に約571万円の臨時収入が入り、財政難の市では喜んでいる。
 5月12日に、タグボート・サルビジョン(951トン)に曳かれた、大型台船・ユニハウル339(5,809トン)が、プラント工場を載せて小樽港に入港した。台船の長さは約100mもあり、その上に載った工場の大きさは周囲の大型倉庫と肩を並べ、市民の目を引いていた。13日には、ローレンフォス(817トン)とラブロイ237(4,827トン)が入港。19日には、サルビリル(951トン)とラブロイ238(4,847トン)、AKNチャレンジャー(465トン)とユニハウル336(4,843トン)が同時に入港。5月19日には、フルビンフォス(817トン)とユニハウル338(4,843トン)、5月30日には、ブリトール56(497トン)とユニハウルトランスポーター(5,940トン)が入港した。
 5月末には、タグボート6隻と台船6隻が小樽港第2号ふ頭と第3号ふ頭に勢揃いし、海の上に工場群が浮かんだ。この工場施設群は、サハリンプロジェクトで一時的に原油を備蓄するもので、各施設はサハリンでドッキングさせプラント工場となる。小樽港でサハリン入港までの準備が整うまで待機して停泊していた。第2号・第3号ふ頭が、これらの台船で占拠されたため、市の港湾部ではバースの手配にも頭を悩ましていると悲鳴を上げていた。
daisen1.jpg この巨大台船の入港で小樽市には、1日1トン2.16円の入港料(700トン未満の船からは徴収しない)と、1日1トン11.2円の係留施設使用料が転がりこむことになった。市の港湾部の計算では、全12隻で入港料74,749円、係留施設使用料約564万円の計約571万円が臨時収入となった。
 山崎範夫港湾部長は、「小樽港に入る船が少なくなっている中、小樽市も財政的に厳しいのでありがたい臨時収入です。小樽港を使用してくれただけでもうれしい」と、臨時ボーナスにニッコリとしていた。

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