米空母「キティホーク」入港!小樽市長受入れ表明!


 開会中の小樽6月市議会第2回定例会で、6月16日(金)13:00から本会議を開き、13:30から米空母キティホーク入港に関する特別委員会(見楚谷登志委員長)が開かれた。
kitty2.jpg この冒頭で、小樽港港湾管理者である山田勝麿小樽市長は、米艦船寄港にあたって、これまで市が判断材料としていた3条件がクリアされたとして、バース手配を行うと米艦船受入れを表明した。
 米海軍空母「キティホーク」と随伴艦「カウペンス」が、7月1日(土)から5日(水)まで、小樽寄港するためのバース手配の要請が、5月29日と30日付けで、小樽海上保安部から小樽市長に来ていた。
kitty3.jpg このため、市は米艦船寄港にあたって、核搭載による文書照会・入出港時の港の安全確認・商業港としての港湾機能への影響についての3条件を判断材料とし、この3条件がクリアされ、特段の影響はないとの判断で受入れを認めた。
  16日の特別委員会では、付託されていた米空母キティホーク入港反対・拒否を求める13件の陳情が、連合北海道小樽地区連合会、小樽地区労働組合総連合、小樽民主商工会、新日本婦人の会小樽支部などの団体や個人から提出されていた。委員会の採決では、共産(2)・民主市民(1)の賛成3と自民(4)・公明(2)・平成(2)の反対8で不採択となった。
 これを受け、この日の本会議は夜間議会となり、陳情の採決を行い、無記名投票の結果、共産党・民主市民連合の賛成、 自民党・公明党・平成会の採択に反対で、賛成9・反対20・無効2で13件の陳情は不採択となった。これにより、市議会も米艦船の受入れを認めることになった。
 なお、28日まで開会の予定の第2回定例会は、29日まで1日間会期を延長し、17日から28日まで12日間の休会を決定した。 これにより、議会審議は、各常任委員会や特別委員会での場に移った。

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