小樽グランプリ実現に前進!デモラン 9/30・10/1 開催!


gp0720.jpg日本で初めてチャンプ・カー市街地レースの2007年小樽開催を目指す、北海道小樽グランプリ推進協議会(会長・山田勝麿小樽市長)は、7月20日(木)、北海道庁と札幌ファクトリーでキャンペーンPRを行った。
 「小樽グランプリを開催し、北海道と小樽を盛り上げよう!」と、小樽の市街地での自動車レース開催を目指す同協議会は、20日(木)、北海道庁と札幌ファクトリーで説明会を開催した。報道関係者や広告代理店など約100社が集まり、小樽グランプリに関する関心の高さを示していた。
 内閣府の地域再生計画認定を受けている小樽グランプリ構想は、2007年にチャンプ・カー・ワールド・シリーズを誘致し、小樽で、日本で初めての市街地レース開催を目指している。アメリカで1909(明治42)年から開催されている世界最長の選手権のチャンプ・カー・ワールド・シリーズでは、年間の約半分が市街地を舞台に行われている。2006年は、アメリカ・カナダ・オーストラリアなど6都市で市街地レースが行われる。
 同シリーズの小樽開催での経済効果は、46億4,650万円と試算されている。観客数は約15万人、宿泊客約6万5,000人などやインフラ整備などでの効果を期待している。
 今回初めて札幌での記者会見で、2006年9月30日(土)と10月1日(日)に、小樽市内でチャンプ・カーのデモンストレーションの初走行を実施することを明らかにした。初走行は小樽市内港町ふ頭で開催予定で、メタノールエンジン搭載のチャンプ・カーの実車が初登場する。港町ふ頭に約400mのトラックを造り、現役ドライバーとチームが来日して、チャンプ・カーの迫力、安全性をPRすることになった。
 今秋のデモ走行の一般観客募集数は、ペア1,500組3,000名。見学は1回1,000人ずつの3回を予定し、8月中旬にホームページにて募集要項とデモ走行の詳細を発表することにしている。
 9月30日(土)には、パナマ船籍の大型客船が小樽港に入港する予定になっており、外国人観光客や船会社にも直接PRをすることにしている。
 来年に3日間開催予定の市街地走行レース(全長2.5km)のコース両側に造られるコンクリートブロックに掲載する広告スポンサーを合わせて募集している。料金は、コンクリートブロック1個(3.65m×1m)で60万円、半分(1.8m×1m)で35万円、3分の1(1.2m×1m)で25万円の3タイプがある。
 今秋行われる小樽港町ふ頭でのデモランの開催で、市内にもようやく小樽グランプリ実現への期待が急速に高まることになると見られ、今後の展開から目を離せなくなった。

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 北海道小樽グランプリ推進協議会HP