潮ねりこみコンテスト、ネコ踊りで2度目の優勝!小樽美容協会


cat1.jpg 一匹一匹個性溢れた100匹のネコたちのダイナミックなネコ踊りが、今年の「第40回おたる潮まつり」の潮ねりこみコンテストで、3連覇中だった北一硝子を抜いて、見事優勝を果たした。
 41万人の観客を集めた潮まつり2日目の潮ねりこみには、78梯団(出場チーム)約6,000人が参加し、準備をかけた振り付けや衣装や踊りを披露、第15回潮ねりこみコンテストが行われた。
 顔にそれぞれ表情の違うメークを施し、頭に耳をつけ、長い尻尾を回しながらねりこむ100匹のネコたち、振り上げた手もネコの動きさながらで、子ネコたちから親ネコたちまで、所狭しと踊り騒ぐ。車椅子に乗ったネコとそれを押す看護師のネコから、結婚式を挙げる新郎・新婦ネコまでと幅広いネコの集団。個性溢れるユニークな100匹のネコちゃん行進に、観客からも思わず大きな拍手と歓声が起きた。
 「CATS IN USHIO」と題した、ユニークなネコメークと衣装による踊りで潮ねりこみに参加したのは、小樽美容協会(小谷弘子会長・ひろ美容室)のメンバーたち。
 同会の創立50周年記念と第40回の潮まつりを記念して、5年ぶりにねりこみコンテストに出場し、審査員の高得点を獲得、見事2度目の優勝を果たした。
 同会は10年前の節目の年にも、「狐嫁入」と題し、日本古来の白無垢の花嫁衣装を着た狐の格好で踊り、初出場で初優勝を飾っていた。翌年の出場でも準優勝を獲得した実績がある。狐と猫で2度のコンテスト優勝を果たした。
cat2.jpg ここ3年間、同コンテストでは、北一硝子の梯団が3連覇中で、今年の結果が注目されたが、100匹のネコ踊りが、北一硝子の4連覇を阻止した。
 「小樽美容協会の50周年を記念して、5年ぶりの参加で、2度目の優勝はとてもうれしい。踊っている最中に、色々な人から声援を頂き感激しております。優勝旗を頂いたので、来年返還しなければいけないので、なるべく参加するようにしたい」(小樽美容協会の小谷弘子会長)と、2度目の優勝を喜んでいた。
 今回のコンテストで3位という結果となったが、3回連続優勝を果たしている北一硝子は、「4連覇は意識しないで踊りましたが、残念な感じはしている。しかし、社内では3位を頂いたことに、良かった、頑張ったと喜んでいる。来年も同じ北一スタイルの踊りで、コンテストを意識しないで、お客さんに楽しんでもらうように踊りたい」と、北一スタイルを定着させたいと話していた。