小樽2選手が優勝!北海道アームレス選手権大会! 

 豪腕一本で繰り広げる熱戦、力と力の勝負、世界で1番小さなスポーツ。アームレスの全道一を決める「第20回北海道アームレスリング選手権大会」が、8月27日(日)ウイングベイ小樽(築港)5番街の1階ネイチャーチャンバーで行われた。
 今年で4年連続の小樽開催とあって小樽出身の選手たちにも力が入った。札幌・室蘭・函館・釧路などから200人の鉄腕を誇る強豪選手勢揃いし、11:00に試合がスタートした。
 GOサインとともに、がっちり組んだ鉄腕同士がぶつかり合い、選手の掛け声が会場にこだました。一瞬の間に勝敗が決まるものや、両者譲らずのデッドヒートが繰り広げられた。「がんばれー」、「負けるなー」などの声援が会場いっぱいに広がった。
 -70kgで見事V3を果した望洋台の小林孝弘選手(26)は、「今回も-70kgのチャンピオンを守り抜きました。アイムスリータイムチャンピオン。今回は最重量の+90kgに挑戦し、3位になったけれどやっぱりすごく強いです。まだまだ修行不足です」と、自分の倍もある選手と互角に熱戦を繰り広げた。
 -60kgでV2を果した蘭島の小松健哉選手(31)は、「-60kgはまだまだ余裕です。-70kgにも出場しましたが、まあまあの結果となりました。目標は全日本でまずは入賞です。毎日トレーニングに励んでいきたい」と意欲を燃やしていた。
 世界で一番小さなスポーツが見せる腕力と腕力のぶつかり合いで、会場からは大きな拍手で、8月最後の日曜日のウィングベイ小樽は賑わいを見せていた。

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