小樽市にパソコンなど寄贈!北川眼科開院50周年記念!


kitagawa1.jpg 小樽市内稲穂1にある北川眼科医院は、開院50周年を記念して目の不自由な人のために、デジタル・マスター(ダビング機器)とノートパソコン計138万5,000円相当を、9月7日(木)小樽市に寄贈した。
 北川眼科医院は、1981(昭和56)年の開院25周年記念に点字図書を寄贈し、小樽市総合福祉センター点字図書館内に「北川文庫」が開設された。以降23回も点字図書の寄贈を続け、総額3,000万円の物品を提供し、同文庫の充実に努めている。
 今回は、耳や目の不自由な人のために、MO(光磁気ディスク)からカセットテープにダビングするデジタル・マスター1台(120万円)とノートパソコン(12万円)を寄贈した。デジタル・マスターは、MOからカセットテープ両面に同時にダビングでき、90分間を約3分でダビング出来てしまう優れもの。
kitagawa2.jpg 北川眼科医院の前院長・北川永一さん(80)と恭子さん(77)夫妻は、「仕事柄、目の不自由な人と接していて、自分の手でどうしても治してあげられないこともあるので、その人たちに光の代わりに何かしてあげたいと、毎年寄贈しているんです」
 寄贈を受けた山田勝麿小樽市長は、「目の見えない方々のために毎年お力添えを頂き、北川文庫も日本でも有名な文庫になって、この充実ぶりは北川さんの寄贈無くして出来ないことです」と、寄贈されたデジタル・マスターやノートパソコンを前に喜んでいた。