SLニセコ号小樽駅を出発進行! 


slniseko1.jpg 9月23日(土)10:01、JR小樽駅に黒煙とともにSLニセコ号の高い汽笛が響き渡った。白煙と黒煙をモクモクと吹き上げ、初秋の小樽沿線を駆け抜けて行った。
 札幌―小樽―蘭越を走るSLニセコ号は、9月23日(土)から11月5日(日)までの土・日・祝日だけの16日間の季節限定列車。紅葉シーズンの後志沿線を黒煙を吹き上げて走る。
slniseko2.jpg SLニセコ号の車内は、ニス塗りの重厚な壁、木枠のイスなど昭和初期のデザインを再現している。カフェカーにある暖炉風ストーブやピアノも旅を味わい深く演出している。
 23日(土)9:16、SLニセコ号が満員の客を乗せて、札幌駅から小樽駅に到着した。小樽駅の裕次郎ホーム(4番ホーム)には、鉄道マニアや家族連れが、このニセコ号を一目見ようと集まっていた。9:40からは、SLニセコ号の出発式が裕次郎ホームで行われ、10:01、SLニセコ号は、甲高い汽笛の音を響かせ黒煙を吹き上げながら、紅葉の後志沿線を目指して小樽駅を出発した。
 見物に来ていた札幌の松田智揮くん(5)は、「初めてSLを見たけど、黒くて大きくて格好良かった。汽笛の音にびっくりした。今度は絶対SLに乗ってみたい」と、ニセコ号の出発を目を輝かせて見ていた。

 SLニセコ号HP