北の誉酒造の第10回酒蔵まつり!

 創業100年の日本酒製造メーカー・北の誉酒造株式会社(奥沢1)は、秋晴れの10月1日(日)10:00~15:30、「第10回北の誉酒蔵まつり」を開催した。
 今年で10回目を記念する酒蔵まつりでは、日本酒の伝統文化にふれてもらおうと、酒蔵を開放した見学ツアーや銘酒市での試飲販売、きき酒大会を用意した。
 会場に来ていたミスおたるの矢尾菜穂子さん(23)と友達の藤井絵里さん(23)・長沼文子さん(22)は、「ふるまい酒がすごく飲みやすくて美味しかったです。お酒の勉強として試飲もして、これからきき酒大会にも参加します」と、顔をうっすらと赤らめて祭りを楽しんでいた。
 会場では、手打ち新蕎麦の実演販売、小樽職人の会の技術が体験出来る腕利き職人市、太鼓打演やミニコンサートなどのイベントも行われた。今年は、10回目を記念しての大抽選会も行われ、大勢の客で盛り上がっていた。
 野口禮二取締役社長は、「ここ1、2年、参加者は横ばいだったのですが、今回は10回目ということでたくさんのお客様に来て頂き有難いです。今年も良い酒が出来たので、また金賞を受賞したい」と、銘酒造りにあらたな意欲を燃やしていた。
 勝納川を渡った向かいにある雪の花酒造でも、9月30日(土)に続き、酒造工場見学や同社の全製品の試飲が出来る「第1回雪の花ふれあい祭」を行っている。10月1日(日)の日本酒の日は、小樽勝納川を挟んだ日本酒製造元・2社の酒蔵まつりに、多くの人が集まり盛り上がりを見せていた。

 北の誉酒造HP