小樽から“日ハム”を応援!80インチ スクリーンで声援!


nichiham3.jpg 北海道初のプロ野球チーム日本ハムファイターズ対中日ドラゴンズの頂上決戦・日本シリーズが、10月21日(土)に開幕した。小樽市内堺町通りのベースボールバー(出世前広場)では、ファイターズ倶楽部の会員や市民らが、パブリックビューイングの80インチの巨大スクリーンの前で、名古屋ドームに届けと懸命の声援を送ったが、日本ハムは4-2と黒星スタートとなってしまった。

 25年ぶりにパ・リーグ優勝した“日ハム”の公認応援団・小樽ファイターズ倶楽部は、21日(土)18:00から、ベースボールバーとなった出世前広場のゲストハウスで、パブリックビューイングを実施した。80インチの巨大スクリーンの前で、集まったファイターズファン約40名が、名古屋まで声援を送った。

 残念ながら小樽から名古屋までは遠かった。先発のダルビッシュが2回と3回に制球が崩れた。新庄の犠牲フライで同点には追いついたが、中日の先発の川上をうまくつかまえられず、日本ハムは4-2と黒星スタートとなった。集まった日ハムファンは、「残念」、「名古屋まで応援が届かなかった」、「明日は勝てるよ」と、ため息をもらしながら、22日(日)の勝ち星に期待を込めていた。
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 4人組の女性60代は、「悔しい。簡単には勝たせてもらえませんね。名古屋は遠いわね、応援がなかなか届かないものね。22日は頑張ってもらわなきゃ」

 会場を提供した利尻屋みのやの簑谷修代表は、「今日は残念だったが、このファイターズブームが、小樽にどんな経済効果をもたせてくれるか、こんなチャンスはない」と、ファイターズの勝利に期待していた。

 日本シリーズは、第2戦(22日)はナゴヤドームで行われ、第3戦(24日)から第5戦(26日)までは地元札幌ドームで開催される。同倶楽部事務局では、「倶楽部会員は、4勝1敗と予想している人が多く、勝敗を決める第5戦はかなりの盛り上がりを見せるのでは」と話していた。

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