小樽市の赤字さらに拡大!市長ヒアリング始まる!


DSC029652.jpg 小樽市役所(山田勝麿市長)では、2007(平成19)年度の各部課の予算編成作業を精査する市長ヒアリングが、1月16日(火)から市役所別館第2委員会室で始まった。
 16日(火)15:00から行われた市長ヒアリングでは、財政部課長らが市の厳しい歳入歳出状況を報告した。2006(平成18)年度の最終予算では、累積赤字が14億円1,000万円の見通しだったが、これが16億6,000万円に拡大した。市税の収納状況も厳しく、今後の雪の影響ではさらに厳しい状況が予想されるとしている。
 2007(平成19)年度の歳入では、2005(平成17)年度決算・2006(平成18)年度決算見込みで、税収や地方交付税が落ち込む傾向となっている。さらに、2007(平成19)年度の国の地方交付税の減少が前年度と比較しても大変厳しくなる。
 歳出では、「いままでの削減の中で、一般財源の落ち込みを吸収するほど大幅な改善は難しい。桃内ゴミ焼却炉の管理運営費や病院の44億円の不良債務の一般会計の財政負担が大きくなる。昨年、北海道から指摘された一時借入金の一般会計と特別会計間の貸し借りを解消することになるので、歳出規模は大幅に縮小するだろうと思う」(山田市長)。
 この厳しい財政状況の中で、主な事業は、総合博物館オープン、駅前第3ビル周辺市街地再開発事業の市の支援、高島温水プールの改修事業、桃内処分場の第2期拡張工事、歩行者用案内板の設置費用。継続事業として、手宮の機関庫の保存工事、運河浄化対策、オタモイの市営住宅2号棟などを挙げた。
 「今回は骨格予算ですのでこの程度となっているが、市長選挙後の第2回定例会でどのくらいの予算が組めるのか検討していきたい。いずれにしても、厳しい状況なので、各部課からヒアリングして精査し予算編成をしていく」と、2月8日までに予算を固めていくことにしている。
 市は今年度の当初予算では、収支均衡予算を作ったと豪語していたが、今回のヒアリングでも、赤字がさらに2億5,000万円増加し、16億6,000万円になるという、収支均衡予算では考えられぬ不均衡予算となっていることが、12月議会に続いて明らかとなった。