小樽弁と榎本垂れ幕をリニューアル!小樽都通り商店街!


 「あずましい」・「めんこい」など、ユニークな小樽弁を紹介し人気の、JR小樽駅前の「小樽都通り商店街」にある大きな垂れ幕が、6月20日~24日の“みやこ市”に合わせてリニューアルされる。
 この大きな垂れ幕は、2002年12月にアーケードを大幅にリニューアルした時に登場した“おもしろ小樽弁と榎本武揚”。同商店街の生みの親とされる榎本武揚のイラスト入り垂れ幕6枚で、面白い小樽弁をコミカルに紹介しており、同商店街の名物として、市民や観光客から親しまれている。
 縦3.6m・横2.7mの大きな垂れ幕は、「あずましい」(ゆったり)・「めんこい」(かわいい)・「へっちゃら」(へいき)・「いいふりこき」(見栄っぱり)など11種類の小樽弁を紹介している。今回のリニューアルは、来年の榎本武揚没後100年記念と、6月20日から行われる“みやこ市”に合わせて、同商店街入口に設置されている2枚を一新する。
 2枚の垂れ幕には、これまでと同じ、榎本武揚の大きな写真と「榎本武揚の夢」、「都通り百年物語り」などのキャッチフレーズを使う。今回は、それに黄土色と茶色の背景でイメージを変える。裏には、小樽の画家・藤森茂男氏の冬の運河と夏の運河の絵を印刷し、おもしろ小樽弁25種類の一覧を掲載する。さらに、同商店街が販売している“おもしろ小樽弁手ぬぐい”のデザインも、これに合わせて変更し、新たに作成する予定。
 現在、同商店街では、ほとんどの黄色い垂れ幕を外し、5年ぶりの清掃中だ。「来年はいよいよ榎本武揚の没後100年で、みやこ市に合わせて新しいデザインを作成している。垂れ幕は、観光客からも好評で、これから夏にかけて観光客がさらに増えるので、手ぬぐいも新しいものを作って販売促進したい」(靴のよこやま・横山勝美代表取締役)。
 新たな“おもしろ小樽弁と榎本武揚”の垂れ幕は、6月15日頃にお目見えする。小樽弁一覧には、これまで登場していなかった小樽弁も新たに掲載される。地元・小樽人にも懐かしいものも登場し、買い物客や観光客の足を止める姿が見られるようになる。
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