おたる潮まつりまで2週間!本部設置で準備急ピッチ!


jimusyo1.jpg 「カヅァッテ踊ろや イイフリコイテ繰りだそや」。小樽の夏を彩るイベント・第41回おたる潮まつり(7/27~29)開催まで残り2週間となった。
 生憎の雨模様となった12日(木)16:00から、第2回実行委員会が、港湾部前の柴田ビル2階に設置された本部内で開かれた。同時に事務所開きも行われ、いよいよ本格的な準備がスタートした。
 第2回実行委員会には、約40名の関係者が集まった。山本秀明実行委員長は、「開催まであと2週間となりました。今日は、当日の行事内容を確認し、良い天候の中で祭りを成功させるよう頑張りましょう」と挨拶し、行事内容の確認・潮わたり応募状況・出店などについての議題を進めた。
 今年は、中央ステージでの毎年恒例の小樽出身歌手やHIPHOPグループなどのイベントのほか、特設ステージを設け、よさこいやロックバンド演奏なども行うことにした。
 潮わたりの応募状況は、応募締切7月19日(木)の一週間前にも関わらず、募集人員150人に対し142人も集まっている。出店は、第40回の節目となった昨年よりも8件多い109件。潮ねりこみの参加悌団は、昨年よりも2悌団少ないが、初参加の悌団もあるなど、約5,600人もの参加者が集まる予定だ。Usio乱舞の参加は11団体350名となっている。
 実行委員会は、出店やねりこみ参加者の出足が快調で、一層の盛り上がりに期待しているが、潮まつり運営の資金集めが四苦八苦している。7月10日(火)現在の募金状況は533万円で、目標額1,334万円の約40%しか達成していない。広告協賛でも、これまで50万円協賛していた企業が10万円に減ったり、10万円協賛していた企業が0円になってしまったりで、「非常に厳しい状況」(実行委員会事務局)と頭を抱えている。市内100ヶ所に設置しているささやかな市民募金も、開けてみなければ分からないという。
 事務所開きでは、来賓の山田勝麿市長が、「いよいよ開催まで2週間です。寄付金が中々集まらないということですが、実行委員会の皆さんが一致結束して、小樽最大の夏祭りを盛り上げてください」とエールを送った。
 潮まつり本部が12日(木)に設置されたことで、小樽の夏を盛り上げる「おたる潮まつり」の本格的な開催準備が急ピッチで進められることになった。