小樽都通り商店街が“映画出演”!


DSCF0520.JPG JR小樽駅前の小樽都通り商店街が、2008(平成20)年春公開予定の映画「ガチボーイ」に出演することになり、7月22日(日)07:00~22:00、同商店街2Fの貸店舗でロケが行われた。
 「ガチボーイ」は、昨年公開されヒットした「タイヨウのうた」で知られる小泉徳宏監督の2作目の映画。全て北海道ロケで、小樽をはじめ札幌・恵庭などでも行われる。
 記憶障害の大学生が主人公で、学生生活の最後に大好きなプロレスラーになるという物語。この主人公のデビュー戦は、小樽都通り商店街のイベント会場に用意された学生プロレスとなる。このためのロケが、22日(日)07:00からスタートした。
 22日(日)は、控え室のシーンで、みやこ鳥2Fの貸店舗が使用された。この控え室の窓から都通り商店街のイベントの様子も映されることから、同商店街内には架空の抽選会場などもセットされた。
 8月26日(日)07:00~20:00には、都通り商店街内にリングを設置し、映画中盤の山場となるプロレスシーンが撮影される。このため、同映画の製作チームは、会場の観客役などのエキストラを募集している。こちら
 小樽都通り商店街が、映画中盤の山場に使用されるとあり、「小樽と言えば運河となっているが、この映画をきっかけに、運河以外の場所も絵になるとクローズアップ出来れば嬉しい。駅前地域の活性化と知名度アップにつながるのでは」(同商店街事務局)と期待を寄せていた。
 今年春には、小樽・札幌が舞台となる「雪あかりの街」が北海道地区で放送され、7月上旬には、黒沢監督の「天国と地獄」のリメイク版が小樽を舞台に撮影されるなど、絵になる観光都市・小樽は撮影に引っ張りだこ。
 このロケの誘致に懸命に取り組む小樽フィルムコミッションでは、「小樽が全国放送のテレビや映画で放送されれば、観光客もさらに増えてくれるのではないか」と、撮影誘致活動に力を注ぐ。
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