小樽の夏の花火大会のトリを飾る「第3回おたる祝津花火大会」(同実行委員会主催)が、9月1日(土)19:00から行われる。
この花火大会は、同実行委(青塚忍実行委員長)が、祝津小学校開校130周年記念と小樽市鰊御殿復活記念を兼ねて、2005(平成17)年に始めたイベント。おたる水族館の駐車場一帯に、祭りに欠かせない露店やステージが設置され、行き去る小樽の夏の最後を楽しむ行事となっている。
17:30からは、祝津小学校の生徒たちによる“よさこい”や、小樽太鼓衆「鼓響」の打演、生バンド演奏などのステージイベントが用意されている。
19:00からの花火大会では、結婚祝いや追悼、孫の誕生祝いなど、同実行委に協賛したすべての人の名前や企業名が読み上げられる中、約1,200発の花火が打ち上げられる。今年も、小樽市鰊御殿のライトアップが行われており、祝津の夜空に大輪の花と鰊御殿が浮かび上がる。
青塚実行委員長は、「小さな規模の祭りだが、長く続けていきたい。手探りでやってきたが、3回目となって、ようやく余裕も出てきたし、市民の人からも今年はいつやるのかと問合せもある」と、準備作業に取り掛かっている。
同実行委では、「多くの人から協賛してもらって花火が打ち上げられるので、すべての人に感謝して名前を読み上げさせて頂く」と、花火の協賛も受け付けている。
