タイヤチューブ筏で熱戦!第1回おたる浮き桟橋筏大会 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ikada.jpg 「1、2、1、2」。「よいしょ。よいしょ」。子供も大人もゴールを目指して、みんなで息を合わせて小樽の海を力走。「けっぱれー(頑張れー)」の声援が市内築港臨海公園に響き渡った。



 絶好の快晴となった9月9日(日)09:30~16:00、同公園貯木場水域で、第1回おたる浮き桟橋筏(いかだ)大会が行われた。
 筏大会は、今年7月に設置された浮き桟橋を有効活用し、子供も大人も海を楽しむ「海で感動体験“07’おたる浮き桟橋まつり”」(小樽築港ベイエリア活用促進実行委員会・ほっかいどう海の学校・北海道新聞社小樽支社共催)の第1回イベント。海を大事に出来る人が参加資格を持つ、シーマンシップに則った、港街・小樽の海の大会。
 大会は、2人漕ぎと4人漕ぎの2種類のレースが用意され、自ら造った筏(いかだ)とともに、浮き桟橋周辺コースを1周するレース。2人漕ぎ往復300m、4人漕ぎ往復400mを競う。
 第1回の参加者は、2人漕ぎに5チーム10人、4人漕ぎに18チーム72人の計82人。大会実行委員会の予想を超える多くの参加者が集まった。北大のポーランド人の「パイレーツオブバルト海」チームも参加した。
 09:30からの開会式では、小雨がパラパラと降り注ぎ、大会の行方に不安が広がっていた。しかし、開式の合図とともに、雨雲は小樽を過ぎ去り青空が見え始めた。筏造りは10:00からスタートした。
 参加チームは、タイヤチューブや腰掛用の板をロープで結んで、筏造りに挑戦した。縦一列の長い筏や四角形の筏など、それぞれのオリジナルティ溢れる筏が姿を見せ始めた。女性4人組の「フラガールズ」は、ハワイをイメージしてヤシの木やイルカを取り付けて可愛らしい筏を造り、参加者の注目を集めていた。
 13:00、いよいよレースが開始された。2人漕ぎレースから行われ、参加5チームが一斉にスタートした。「せーの、1、2」の掛け声で、2人息の合ったリズムで海の上を走った。慣れぬ筏レースとあって、スタート直後に、漕ぎ手が海に転倒するアクシデントもあった。観衆から声援が送られたが、中々、進むことが出来ず棄権となるハプニングとなった。
 北海道工業大OBの「ドキドキ土木」チームが、圧倒的な速さで優勝した。リーダーの中沢義範さん(48)は、「力いっぱい漕いで頑張りました。また来年参加します」。
 4人漕ぎレースでは、小樽市の消防チーム「たるしょうマリンクラブ」と男4人組の「平成の黒船」の2チームが、両者一歩も引かずの接戦を繰り広げた。出だし好調で1位をキープしていた平成の黒船は、折り返し地点で急にスピードが落ち、右や左に揺れているうちに、後ろから来たチームワーク抜群の消防チームが、一気に追い抜いて、見事優勝した。同チームは、「仕事柄チームワークを意識した。それが優勝出来たポイント」と喜んでいた。
 中には、小学生たちが、細い腕で漕いで完走する一生懸命な姿も見られ、周囲の大人たちから「頑張れー、負けるなー」と声援が飛び交い、子供も大人も海の上で一緒に遊び、海と人との一体感が生まれていた。
 関連記事