稽古の成果発表!伝統文化こどもフェスティバル11/10


childfestival.jpg 詩吟・日舞・華道・箏曲・尺八など伝統文化を学ぶこども教室に参加した生徒が集まって、その腕前を披露する、「第1回伝統文化こどもフェスティバル」が、11月10日(土)13:00〜15:00、運河プラザ3番庫ギャラリー(色内2)で開催される。
 小樽市内では、2003(平成15)年から、文化庁から委嘱を受け、小樽三曲協会や本詩吟学院岳風会小樽支部、いけばな小原流小樽支部、日本舞踊藤間扇玉会などによって、伝統文化こども教室を開校。日本の歴史と伝統の中から生まれ、守り伝えられてきた文化を継承・発展させるため、多くの子供たちに参加を呼びかけ、こども教室を実施してきた。
 小樽三曲協会「こと・たけ教室」では、さくらさくらとわらべうたの勉強が行われ、定期演奏会にも参加した。日本詩吟学院岳風会小樽支部「詩吟・剣舞教室」では、和歌や詩、俳句などの詩吟を勉強。いけばな小原流小樽支部「いけばな教室」では、いけばなの歴史と花をより美しく飾る勉強を重ねていた。日本舞踊藤間扇玉会「日本舞踊教室」では、浴衣を着ることから、さくらさくらや潮音頭などを稽古し、潮まつりのねりこみにも参加した。
 この教室の集大成として、「第1回伝統文化こどもフェスティバル」を開催することになった。初めて花バサミを持ったり、琴爪をつけたりした子供たち約70人が、一生懸命に稽古した成果を発表する。
 「新しいものも結構だが、日本文化をもっともっと推奨することも大事。第1回と付けたからには、今後も続けていきたい」(伝統文化こども教室実行委員会)と、多くの人の参加を呼びかけている。入場無料。
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