小樽の勤務医が漫画に、第1巻発刊 1/31


 昨年9月に札幌市手稲区に移転した旧道立小児総合保健センター(小樽市銭函)に勤務していた高橋義男・小児脳神経外科医が、漫画になる。1月31日(木)に第1巻が発刊される。
 漫画「義男の空」は、札幌市でデザイン制作会社を経営する田中宏明さんが執筆。脳脊髄液が頭の内側で過剰にたまる「水頭症」の二男を手術で救った、高橋義男・小児脳神経外科医が医師になるまでの生い立ちと、子供たちを治療する様子を描く。
 田中さんは、「水頭症」と診断された生後一ヶ月の二男の専門医を探していたところ、銭函にあった道立小児総合保健センターに勤務していた高橋医師のことを知った。田中さんは、高橋医師に二男の命を預けた。手術は無事成功し、二男は今も元気に育っているという。高橋医師は、現在、医療法人社団医修会・とまこまい脳神経外科に勤務している。
 当初、高橋医師が、田中さんに患者の親への会報に漫画を描かないかと勧めたことがきっかけとなり、漫画「義男の空」が誕生することになった。
 小樽の病院に勤務していた高橋義男医師を描く漫画「義男の空」第1巻は、31日(木)に発刊となる。現在、発行元では、ホームページで応援メッセージなどを募集しており、すでに色々なメッセージが届いている。
 義男の空