市内小中学生の図工・美術作品ずらり


 小樽市内小中学生が図工や美術の授業の中で取り組んだ作品が、1月23日(水)から27日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)市民ギャラリーで展示されている。絵画や造形、陶器など、学級の中から選ばれた力作がずらりと並んでいる。
 「2007年度小樽市小・中学校図工美術展」(小樽市教育委員会・小樽市教育研究会主催)には、市内27小学校・14中学校の生徒の作品1,266点が飾られている。
 小学生の作品は、消防車・水族館・校舎・花の絵画や、野球・テニスのスポーツをする様子を作った粘土造形など569点。画用紙いっぱいに大胆に描かれたひまわりや、バナナに乗る子供の姿を描いた夢いっぱいの絵画など、子供らしい生き生きとした作品が並んでいる。中でも、マグロやエビなどの寿司を紙粘土で作った可愛らしい作品は、観覧者の足を止め、笑いを誘っていた。
 中学生は、立体デッサン、デザイン画、本物そっくりに作った粘土作品など697点。本物そっくりに作ったフルーツや、パイレーツオブカリビアンのジョニー・デップの似顔絵など、細かい作業でリアリティ溢れる作品に仕上がっている。
 赤岩の森下光江さん(80)は、「孫の作品が初めて展示されたので、見に来ました。こういった場に飾られて本当に嬉しい」と作品をじっと見つめていた。
 図工美術展は、1月23日(水)から27日(日)10:00~17:00まで。入場無料