575名が門出、小樽商大「学位授与式」


syodaigakui1.jpg 3月19日(水)13:00から、小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)の卒業式(学位授与式)が行われた。昼間コース474人・夜間主コース56人の計530人と大学院(修士)45名が、春の心地よい陽が差す緑丘の地で新たな門出を迎えた。
 3年後に100周年を迎える小樽商大は、1911(明治44)年に小樽高等商業学校として開校。当時から伝わる「北に一星あり。小なれどその輝光強し」の言葉通り、小さくてもきらりと光る個性豊かな大学として知られている。
 19日(水)13:00からの学位授与式は、同校体育館で行われ、会場は、袴や着物、スーツなどの晴れ着姿の卒業・修了生たちとその父母などで埋まった。今年は、秋山学長の任期最後の卒業式となり、約40年間の様々な思いとともに生徒たちに学位記を授与した。
syodaigakui2.jpg 学長は、「本学で培った広い視野、多面的なものの見方、実践的な分析力は、有力な武器となる。これからも次代を担う人材として、引き続き自らの資質と人格を磨き、社会のためにリーダーシップを発揮してもらいたい。私はこの3月で学長の任期を終えますので、この卒業式は感慨深いものがあります。本校は、3年後に100周年を迎えますので、ともに100周年を祝おうではありませんか。世界に羽ばたいて活躍されることを願っております」 と今後に期待した。
 この後、卒業生たちは来賓の祝辞に耳を傾け、学生表彰、校歌斉唱などを終え、体育館前で待ち構えていた部活やサークルの後輩たちからの祝福を受けた。中には胴上げされる卒業生の姿もあった。
 同校の2007(平成19年度)就職状況(3月13日現在)は、中間・夜間主コース530名(就職希望者476名)のうち469名が内定しており、内定率は98.5%となっている。