全道各地で学校給食費の値上げが検討されている中、小樽市の小中学校の給食費も値上げされることが分かった。13日(木)の予算特別委員会で、市教育委員会学校給食課が明らかにした。
平成19年度の小樽市の給食費は、小学1年生が36,300円(3,300×11ヶ月プラス入学時4月の給食回数)、小学2・3年生が39,600円(3,300×12ヶ月)、小学4~6年生が40,800円(3,400×12ヶ月)、中学1・2年生が49,200円(4,100×12ヶ月)、中学3年生が46,800円(3,900×12ヶ月)となっている。
濱本進議員(自民党)が、「給食費では700万円の未収金が発生している。全体から見れば低い額だが、個人のキャッシュにすると大きい。出来るだけ回収するようにしてもらいたい。給食費をアップすればプラスになるが、家庭の負担になるので、努力をしてもらいたい」 と質問。
市教委は、「家計への影響は回避したいが、小麦とかが値上がると、1食8%値上がる計算になる。パンの内容やメニューを見直すと6%におさえられるので、給食費の値上げに関してはその上げ幅で考えたい。給食費の未納もあるので、名前などを把握して、督促を出したいと思っている」 と、現行給食費よりも1食6%の値上げになるした。