おたる水族館オープン!家族連れで久々の賑わい 

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aqua.jpg 春分の日の3月20日(木)、魚と海獣の楽園・おたる水族館(祝津3)に大勢の家族連れが駆けつけた。


 9:00から今シーズンの営業がスタートし、初登場のハンマーヘッドシャークや特別展「北海道お魚サミット-外来生物たちの現在-」、オタリア・イルカのショーに歓声が上がり、久々の賑わいを見せた。
 同館は、石狩湾に面した一大レジャー施設で、今年開館50周年を迎える。館・イルカスタジアム・海獣公園などの施設では、北の海や川に棲む魚類を中心に250種・約5,000点を展示する。イルカスタジアムでは、人気のイルカとオタリアのショーが開催され、海に繋がる海獣公園では、大型トドのショーが見られる。
 今年は、道内で初めてハンマーヘッドシャーク(アカシュモクザメ)を展示。福岡から運ばれてきた3尾が、海のパノラマ回遊水槽でスイスイ泳いでいる。左右に大きく張り出した独特な形の頭部が特徴。最大で体長4m・体重400kgとなるが、今はまだ体長1m弱の子供。
 この水槽の向かいでは、洞爺湖サミットにちなんで環境問題をテーマにした春の特別展「北海道お魚サミット-外来生物たちの現在-」 を開催している。ニジマスやブラックバスなど6種類の外来生物をメインに展示し、「北海道には生息していなかった生物がすみつき、どのような悪影響を及ぼしているのか」を分かりやすく解説している。
 20日(木)9:00から、同館正面玄関前でオープニングセレモニーが行われた。市内や札幌から来た子供たちが、山田勝麿市長とともに、一緒にくす玉割りをした。山田市長は、一緒にロープを持っていた子供たちに「まだだよ、まだだよ、よし今だ」 と話しかけ、市役所では見せない笑顔で、子供たちと触れ合っていた。
 セレモニーが終わると、子供たちは一斉に館内へ。「うわ、大きい水槽。お魚さんたちがいっぱいできれい」、「カメ可愛い」 などと歓声を上げていた。
 ちょうどこの日、早朝6:00頃に、ゴマフアザラシの赤ちゃんが生まれた。来館者たちは、生まれたばかりの“ゴマちゃん”の姿を見に、海獣公園出産プールに向かった。
 同館では、ゴマフアザラシの今年の出産は初めて。4日(火)に生まれたワモンアザラシに続いて2頭目の赤ちゃんになる。母親は、2002(平成12)年に網走水族館から搬入した野生のゴマフアザラシ「マナミ」で、今回初出産となった。赤ちゃんはまだ生まれたばかりで、性別は不明。
 出産プールでは、お母さんの横であくびをしたり、キョロキョロ回りを見渡したりと元気な様子。今はまだ黄や灰色がかった産毛だが、今後、きれいな白色になる。産毛は約2週間ほどで抜ける。関連記事1
 札幌琴似から来た野戸萌花ちゃん(8)は、「黄色の産毛がフサフサしていて、触ったらフワフワしてそうで気持ちよさそう。すごく可愛い」 とじっと見つめていた。
 春分の日の祝日とあって、続々と来館者が訪れ、館内のイルカスタジアムや海獣公園は、家族連れで賑わっていた。イルカスタジアムでは、アシカの仲間オタリアの「おもしろおかしいショー(小)学校」と、バンドウイルカの迫力満点の豪快なショーが行われた。満席のスタジアムに、笑いや拍手が起こり、初日の水族館は盛況となった。
 これまで、おたる水族館を運営する株式会社小樽水族館公社の社長は、山田勝麿市長となっていたが、3月18日の株主総会で、鈴木忠昭前副市長(助役)が新たに社長に就任したことが分かった。鈴木社長によると、山田市長は非常勤の社長だったため、鈴木社長が常勤となることで運営の効率化を目指すという。
 鈴木社長は 「これだけの観光施設である水族館には、問題と課題があり、常勤の社長を置くことで効率よく経営することを目的にしている。今年の来館者数は、昨年の33万3,340人を上回る34万5,000人を目標にしている。展示の工夫などで来館者に喜んでもらえるように努力したい。今年でこの施設が設立されてトータルで50周年となるので、記念の事業を考えようかと思っている」 と話していた。
 おたる水族館  
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