手宮に響く 「アイアンホース号」の汽笛 

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 「ポーッ!!」。甲高い汽笛の音が、北海道鉄道の発祥の地・手宮地区に鳴り響いた。昨年11月から冬眠していた蒸気機関車「アイアンホース号」が、桜の開花とともに目覚め、4月29日(火)の運行開始に向けて、26日(土)・27日(日)の2日間で試乗会を行っている。
 来年100歳を迎える長老蒸気機関車「アイアンホース号」は、総合博物館が昨年7月にオープンしてから、敷地内の中央駅と手宮駅を毎日3~5往復し、多くの子供たちから好評を博していた。
 昨年11月4日の「おやすみセレモニー」から約5ヶ月間、深い眠りについていたが、桜の開花とともに冬眠から目覚めた。4月中旬から、専属の機関士たちによって、ボイラーなどの整備が進められた。下旬に入り、試験運転が敷地内で行われていた。
 運行準備が順調に進んだ「アイアンホース号」は、国の重要文化財の指定を受けている機関車庫1号から、ゆっくりその姿を現した。白い蒸気を吹き上げながら転車台に乗り、方向転換。中央駅へと進み、待ちわびた子供たちを乗せて、ポーッと汽笛を鳴らしながら出発進行。大勢の子供たちは、客席から顔をのぞかせて、鉄道発祥の地・手宮の景色を眺めていた。「初めて古い汽車に乗った。汽笛の音が大きくてびっくりした」、「ちょっと恐かったけれど、初めて乗ったので楽しかった」 などと喜んでいた。
 同機関車の試乗会は、27日(日)午後にも行われる。本格運行は、29日(火)から。平日は11:15、13:15、15:15の3往復。土・日・祝日は、さらに14:15を加えて、計4往復となる。「アイアンホース号」の乗車は、入館料のみ。問合せ:0134-33-2523 小樽市総合博物館
 また、高島から手宮までの約1kmを大移動した青い列車レストラン「トレノ」が、4月25日(金)からリニューアルオープンしており、市総合博物館に訪れた家族連れの客がランチを楽しんでいた。 関連記事
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 小樽市総合博物館HP