「第63回招魂祭」 5/24・25


 「第63回招魂祭」(小樽顕誠会主催)が、5月24日(土)・25日(日)の2日間、小樽公園(花園5)内の顕誠広場で開かれる。
 顕誠塔は、1923(大正12)年に建立。日露戦争終戦後、生還将士から戦死した友の御霊を慰霊したいとの申し出を受けた経済界や在郷軍人などが中心となり、建立運動を起こし18年かけて完成させた。翌年から招魂祭が始まり、小樽の一番早い祭りとして賑わいを見せていたという。第2次大戦後からは、戦前の軍事色を払拭するため、郷土小樽市に貢献のあった人々も合祀する事とし、現在に至っている。
 今年は、既合祀者・郷土功労者4,560名と平成20年合祀者18名の計4,578名の招魂祭となる。24日(土)の合祀祭は19:00からで、宵宮祭は20:00から行われる。顕誠塔のライトアップもある。25日(土)の本祭は11:00からで、祝詞(斎主)・祭司(顕誠会会長)・慰霊のことば(小樽市長)などが行われる。祭り会場となる顕誠広場までの坂道には、約12の露店が並ぶ。
 「最近は、訪れる人が少なくなっているので、少しでも多くの人がお参りに来てもらいたい」 (小樽市赤十字社) と呼び掛けている。
 平成20年小樽市内のお祭り日程