遠藤又兵衛邸が一般公開中!9月から大改修工事へ

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endo.jpg 和洋折衷の豪邸として知られている「遠藤又兵衛邸」(富岡1)が、老朽化による傷みがひどく、今年9月から初の大規模改修工事が行われることになった。



 同邸宅(現立正佼成会小樽教会)は、海産物商として財を成した遠藤又兵衛が、1902(明治2)年に建てた。屋敷町として知られた富岡町1丁目の高台の土地1,281平方メートルに、建坪延べ766平方メートルを誇る豪邸。高いレンガ塀で囲まれ、木造瓦葺(かわらぶ)き、下見板(したみいた)張りの、武家屋敷を思わせる豪壮なつくりとなっている。
 1984(昭和59)年に、老朽化によって取り壊される予定だったが、邸宅の正面部分の171平方メートル(51.8坪)が保存され、現在に至っている。1985(昭和60)年7月に、小樽市指定歴史的建造物第4号に指定された。1995(平成7)年には、小樽市第8回都市景観賞を受賞。2005(平成17)年5月からは、一般公開が始まった。現在、5月18日(日)~25日(日)10:00~15:00の一週間、無料で一般公開中だ。
 2005(平成17)年から2006(平成18)年にかけて、約20年ぶりの改装工事が行われた。正面左部分の倉庫を多目的ホールへと改装、八角形の応接室の内側・外側の壁のモルタルを塗り直し、塀の内側部分の木材を取り替えた。
 しかし、「建物の土台が腐り、雪の重みで潰れてしまうかもしれない」 (高橋秀典館長)と、今年9月から約4,000万円(予定)かけて初の大規模改修工事が行われることになった。「歴史的な建物がどんどんなくなっている中、いつまでもこの建物を保存し、みんなに見てもらいたい」 と、建物を持ち上げ、土台の木材を取替え、瓦屋根も改修する予定。この工事が終われば、長期間の一般公開を目指している。
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