「銀河丸」実習生150人が小樽に 


 客船の船長や機関長を目指す学生たちを乗せた「銀河丸」(6,185トン・独立行政法人航海訓練所所属)が、真夏の日差しを浴びながら、小樽港第2号ふ頭にゆったり停泊している。
 「銀河丸」は、全長116.40m、全幅18m、定員246(実習生180)人。2004(平成16)年6月に就航し、段教室や雨天体操場などを設備している。東京海洋大学海洋工学部や神戸大学海事科学部、商船高等専門学校、海技大学校などの学生を乗せ、実習訓練と船舶運航技術の研究を実施している。
 今回の実習訓練は、7月1日から9月10日までの約2ヶ月間で、商船高等専門学校・海技大学校の学生150人が乗船している。神戸から、小樽、函館、東京、ホノルル、大阪を巡る。技業実習や航海計画実習、配電操作、冷凍装置取扱などの訓練を行い、将来、客船や貨物船の船長、機関長に必要な技術・知識を習得する。
gingamaru1.jpg 小樽港には、11日(金)10:00に到着し、休息と水の補給などが行われている。学生たちは、港町を散策したり社会見学を行っている。北の港町・小樽で、ゆっくり体を休め、15日(火)16:00に、函館を目指して出港する。
 独立行政法人航海訓練所