市営テニスコート整備完成 メモリアル大会開催 9/23(火)


 財政難の小樽市(山田勝麿市長)に代わり自ら資金を捻出して、市営入船公園テニスコート(入船5)の整備を行った小樽テニス協会(榎本正克会長)は、9月23日(火・祝)、改修整備完成記念式典とメモリアルテニス大会を開催する。
 今年60周年を迎える同会(会員約200人)では、「これまで約20年間、コートを整備して欲しいと陳情を出したり、要望してきたが先延ばしにされ、今度は、財政難だと言って整備することが出来なくなった」(会員)。
 このため、2003(平成15)年と2004(平成16)年の2ヵ年で、約300万円で4面あるうち2面のコートを整備。1コート(150万円)は榎本会長が実費負担し、もう150万円は会費から賄った。今年は、会費増額や協賛金、寄付金、自己資金を集めて、残りの2面(約240万円)の整備も行った。
 この改修整備は8月末で完成した。同会は、9月23日(火)9:00から、完成記念式典とメモリアルテニス大会を開催する。記念式典では、金のない市が、「自己資金によって市の施設を整備した」と感謝状を贈呈。メモリアルテニス大会では、会員によるダブルスの試合をする。
 同会では、「これまで、40周年、50周年の節目の時には、全国から有名選手を招待し、講習会などの記念事業を行ってきたが、今年は、コートがどうしようもないから、整備することにした。8月末で整備が終わったので、記念に会員の紅白試合をすることにした」としている。現在、参加者を募っている。問合せ:0134-33-2834 木村健一理事長
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