「北方型住宅ECO」の現場見学会 10/11・12


 国と道による200年住宅モデル事業「北方型住宅ECO」見学会が、10月11日(土)・12日(日)の2日間で開かれている。
 北方型住宅は、長持ち・省エネなど4つの基準が定められている。公的機関認定の資格を持つ技術者による設計・施工で、「北海道の住まいに必要な基本性能を備える」や「手間入らずのシステムで家づくりの不安を解消」などが保証されている。
 住宅の外・内壁には計40cmの断熱材が施されて、冬は暖かく、熱交換型喚起システムで、夏は涼しい家となっている。これまでよりも8割以上も暖房費を削減することが出来る。
 この事業では、国から建築費の10%・最高200万円の補助金を得ることができる。全国で97社が手を上げ、127戸の家が建築される。小樽では、3社が申し込んだが、西條産業株式会社(有幌町2)の1社が認可を受けた。
 200年住宅は、今年9月から、天狗山に向かう工業高校近くの最上町1丁目で建築中。現在、155.25平米の2階建が工事費2,000万円をかけて建設されている。この「北方型住宅ECO」の性能を取り入れることで、1坪(3.3平米)45万円のところ5万円高くとなるという。
 同社では、11日(土)・12日(日)の2日間で、この住宅のメカニズムを詳細に見ることが出来る現場見学会を行っている。「北方型住宅ECOがすごいのはなんとなくわかったけど、もっと詳しく知りたいねという方、ぜひご来場下さい」と呼びかけている。
 『超省エネ200年住宅・北方型住宅ECO』モデルハウス見学会チラシPDF
 西條産業HP