ワックスボウルの製作スタート 小樽雪あかりの路


waxbowl.JPG 冬の小樽をロウソクの灯りで包み込む「第11回小樽雪あかりの路」に欠かせない”ワックスボウル”の製作が、12月2日(火)からスタートした。
 小樽雪あかりの路は、毎年、小樽運河や手宮線会場などをメインに、2月の10日間で開催される小樽の冬のイベント。雪で作るスノーキャンドルや氷のアイスキャンドルで、やわらかなロウソクの灯りをともす。ロウで作る”ワックスボウル”は、各地に散りばめられ、温かな雪あかりの路を演出する。
 この”ワックスボウル”は、毎年、約600個使用する。市内のボランティア団体の協力で、1個ずつ丁寧に作られる。製作は、ロウソク製造の芳川商会(緑2・芳川雅勝取締役社長)の工場で行われる。
 初日は、小樽ガイドクラブの8名が集まり、水で膨らませた風船を、大鍋に溶かしたロウの中に入れては上げて、入れては上げてを約150回程度繰り返し、ひとつの”ワックスボウル”を完成させた。約25分程度、同じ作業を繰り返して完成させる根気のいる作業が行われた。
 参加した市民は、「本当に根気のいる作業。同じ腕で入れては上げてと作業を繰り返すので、たまに腕が変になる。でも、これでロウソクの灯りをともすときれいで、みんな喜んでくれるから頑張れる」と作業を繰り返していた。
 ”ワックスボウル”製作は、同クラブと小樽おもてなしボランティアの会の2団体によって行われ、約300個作る予定となっている。イベント期間中は、運河プラザの中庭で実演製作販売(1個800円・税込)も行われる。
 「第11回小樽雪あかりの路」は、2月6日(金)から15日(日)までの10日間。
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 小樽雪あかりの路公式WEBサイト