大麻不法所持のロシア人船員を逮捕


taima1.jpg 小樽海上保安部(港町5・山口晴久部長)は、12月4日(木)、港町ふ頭3番バースに着岸中のカンボジア国籍貨物船「SINARA」(シナラ・1,255トン)のロシア人乗組員を大麻不法所持で逮捕したと発表した。
 同部は、2日(火)、小樽税関支署、小樽警察署と合同で、同船の立入検査を行ったところ、マチャシュ・セルゲイ・二等機関士(44)のポーチから、新聞紙片に包まれた大麻のような植物を発見した。簡易鑑定を行い、陽性反応を示したことから、同日11:30、大麻取締法違反容疑で通常逮捕し、4日(木)、札幌地方検察庁小樽支部に身柄付で送致した。
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 また、逮捕後の身体検査で、二等機関士の肛門付近の股間に巧妙に隠匿された、ビニール袋に包まれた鶏卵状の大麻らしき塊を発見し、簡易鑑定の結果、これも陽性反応を示したことから、同件についても捜査が進められている。(写真提供:小樽海上保安部)