除夜の鐘とともに小樽の2009年 住吉神社に初詣客

joya.jpg 市内の各寺から静かに響く除夜の鐘とともに、小樽の2009(平成21)年の幕が開いた。

この時期には珍しい霙交じりの雨模様となった小樽の街に、新しい年が巡ってきた。
12月31日(水)23:00頃から、市民たちは「除夜の鐘」を突きに近所の寺に足を運び、順番待ちの長い列をつくった。
石山町の浄応寺では、並んだ順番に0:00頃から鐘をつき始めた。鐘を打った赤岩の黒澤凌さんと宮崎奈緒美さん(16)の2人は「今年が良い年でありますようにと願って打った。初めて鐘を打ったので以外と重くてびっくりした」と笑顔を見せた。
各寺からも、行く年来る年を告げる除夜の鐘が響き渡った。量徳寺では甘酒や日本酒の提供、天上寺では、108個限定でキャラメルの無料配布が行われた。
除夜の鐘の音が鳴り響く中、小樽総鎮守の住吉神社(住ノ江2)には、大勢の市民たちが初詣に訪れた。家族連れや若いカップルは、ゆっくりと境内の階段を上り、本殿で両手を合わせ、新しい年の平安を祈願していた。
小樽の街に、2009年の幕が開いた。