雪あかりの路 会場設営作業スタート 


yukiakarikaijo1.jpg 「第11回小樽雪あかりの路」開催まで残り10日となった1月27日(火)、メイン会場のひとつ手宮線で、雪の搬入・オブジェ製作などの作業が始まった。
 雪あかりの路は、市民やボランティアが、ひとつひとつロウソクに火を灯す。冬の小樽の街を温かく包み込む”人のぬくもり”を伝えるイベント。メイン会場は運河と手宮線だが、町内会や商店街などにも「ぬくもり」の輪が広がり、地域ごとに小さなあかりの路会場も設置される。年々、来場者数は増加し、昨年は過去最高の 57万5,000人を数えている。
 設営作業が始まった手宮線会場は、JR小樽駅前の中央通りから寿司屋通りまでの約500m。スノーキャンドル・アイスキャンドルのほか、スノートンネルやピラミッドなどの雪のオブジェを作り、ロウソクのやわらかい灯りをともす。
yukiakarikaijo2.jpg 27日(火)午前から、市内建設業者の大型トラックが、北海製罐工場の駐車場や勝納雪捨て場などから約500トンの雪を会場に運び込んだ。ショベルカーによって、スノートンネルの設営用に手宮線に沿って山積みされ、トンネルの屋根を取り付けるための土台作りが行われた。
 会場設営のほか、ボランティアによるエコキャンドル作りも進んでいる。昨年使ったロウソクを溶かして、赤や黄色に着色してハート・星型のキャンドルを作る。小さな袋でラッピングして期間中に販売し、イベントの運営費に充てる。
 また、2月1日(日)には、韓国から50人のボランティア団体「OKOVO」(Otaru snow gleaming festival KOrean VOlunteers)が小樽に到着し、担当する運河会場のオブジェ作りを始める予定となっている。
 市民やボランティアが手作りする”心温まる”イベント「雪あかりの路」は、2月6日(金)から15日(日)までの10日間。
 「第11回小樽雪あかりの路」HP