1月5日(月)7:30、競り人や買い手の威勢良い掛け声が、小樽市公設青果地方卸売市場(有幌町1)に飛び交った。
早朝7:15、開設者である小樽市の山田厚副市長や市議会議員など関係者約50人が卸売場に集まり、2009年の初せり式が行われた。
山田副市長は、「景気が低迷する中、販売形態の転化で流通業として、効率的かつ柔軟な運営が強いられている」。卸売業者・樽一小樽中央青果株式会社(石黒日出男代表取締役)は、「市民の台所を守り、後志の拠点市場として、新鮮で安全な青果物を届ける」と挨拶。
同社の赤石貴紀競り人(蔬菜担当部長)の「青果物業界の益々の発展を祈願」の3本手締めで、早速、今年初のせりがスタートした。
初せりには、キャベツや大根などの青果物、みかんやリンゴの果実が売りに出され、競り人と買い手の掛け声が市場内にこだまし、次々に買主が決まっていった。