「わくわく科学教室」 液体窒素に興味津々


kagakutanosi1.JPG 子供から大人まで「ワクワク」、「ドキドキ」の科学講座が、1月25日(日)10:00~15:00、いなきたコミュニティセンター(稲穂5)で開かれた。
「真冬のわくわく科学教室」は、小樽たのしい授業の会(小浜真司代表)の主催。「音楽(芸術)やスポーツを楽しむように科学を楽しめたらいいな」と、12年前にスタート。夏と冬の年2回開催し、ドライアイスや電子レンジなどの実験を行っている。
25日(日)は、「液体空気で遊ぼう」と「大道仮説実験(もくもく)」の2本立て。市内の小中学生と保護者約30人が会場に集まり、”たのしい科学の講座”を満喫した。
「液体空気で遊ぼう」では、小樽・札幌などで活躍する科学実験パフォーマー・神山幸也さんが講師となり、液体窒素の中に花やバナナ、指を入れたらどうなるかを実験。
同講座のテーマは仮説実験で、実験の前に参加者たちに予想させ、それを目の前で実証する。「うっかり液体窒素の中に指を入れてしまいました。もちろん、あわててすぐに指を出しました。液体窒素の中に入った指はどうなったと思いますか」と出題。参加者たちは、「コチコチに凍ってしまって、病院に行った」や「しもやけのように赤くなったが、すぐに治った」、「なんともならなかった」などの4択で回答。
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神山講師が、指を液体窒素に入れると、会場から「大丈夫?」、「冷たい?」などどよめきが広がったが、すぐに取り出して、目の前の子供たちに指を触らせて「大丈夫なんです」と説明。
さらに、子供たちが、小さなカップに入れた液体窒素に指を入れて、この実験を肌で触れた。「冷たい」、「なんともない」、「最初はドキドキしたけど、入れたらなんともなかった」と、自分の指を見つめ、ひと安心していた。