ちびっ子ジャンパーのナイター練習 潮見台シャンツェ 


skijump3.jpg オリンピックや全国大会に有力選手を輩出した往年の小樽スキージャンプ陣を目指し、ジャンプ少年・少女たちの夢を乗せたナイター練習が、28日(水)夕、潮見台シャンツェ(潮見台2)で行われた。
 28日(水)17:00~19:00、小樽ジャンプ少年団(竹内賢司団長)のホームの潮見台シャンツェに、ナイター照明が点灯した。白銀を明るく照らすシャンツェは、市街からも眺められた。OBの指導の下、小学生ジャンパー8人が、何度も繰り返しジャンプの練習に熱心に取り組んだ。
 18日(日)の練習初日にはジャンプ台からわずかしか飛べなかった子供たちが、この数日の練習の成果で、ナイターでは、飛距離を13mまでに延ばした。ちびっ子ジャンパーたちは、小樽の夜景を眼下に、「気持ちい」、「風が顔に突き刺さる感じがたまらない」、「すごく楽しい」と興奮気味だった。
 「今シーズン中には、学年平均のジャンプ距離を超えてもらう」(OB有志・石川稔さん)と、OBや父母は、2月に札幌で開催されるジャンプ大会出場に向けて子供たちの後押しに力を注ぐ。
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 「ジャンプは楽しい。全然怖くない。練習して、もっと遠くまで飛ぶにようになる」(稲穂小5年・山内風摩くん)と気合も十分だ。
 ジャンプ王国・小樽復活の期待を背に、ちびっ子ジャンパーたちは、ナイター照明の下、夢の実現に向かって羽ばたいていた。
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