小樽商大入学試験 850人が受験


syodainyusi1.jpg 国公立大学の二次試験(前期日程)が、2月25日(水)に全国で一斉に行われ、小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)では、9:50から入学試験が始まった。
 今年の同大では、志願者数は925人だった。商学部昼間コース募集人員280人に対して780人が志願し、倍率が2.8倍となった。昨年より18人・0.1ポイント減少した。
 夜間主コースは、募集20人に対して111人で倍率5.6となった。昨年より27人・1.3ポイント減。専門高校・総合学科卒業生選抜は、募集5人に対して34人で倍率6.8。昨年より13人・2.6ポイント増加した。
syodainyusi2.jpg 今年は、比較的穏やかな天候となり、昨年のような雪による交通障害での遅れはなかった。志願者たちは、バスやタクシーなどで商大まで足を運び、9:50からの試験に臨んだ。試験は、英語・小論文・数学・国語の順。
 同大がまとめた出願者状況によると、志願者の8割以上が道内からで、このうち半数が札幌の高校出身者。小樽からは、昼間5.0%、夜間主13.9%、専門高校・総合学科卒業生選抜3.4%と少ない。
 道外からの生徒を増やそうと、昨年から東京試験場を設け、今年は、昨年より6人多い25人が志願した。「まだまだ増やしたい」(入試課)と今後もPRを続けることにしている。
 志願者数925人だったが、受験者数は75人少ない850人だったと、同日に発表された。
 前期日程の合格発表は、3月6日(金)10:00。また、後期日程には、453人が出願しており、センター試験の結果での判断となる。合格発表は、3月23日(月)17:00。