市立中学校で一斉に卒業式 1,000人が門出


tyugakusotugyo.jpg 小樽市立中学14校で、3月13日(金)、一斉に卒業式が行われ、約1,000人の子供たちが、希望を胸に新たな道へと歩み始めた。
 菁園中学校(花園5・渡辺常彦校長)は、10:00から同校体育館で、109人の卒業式を行った。
 会場では、父母や在校生など約400人が見守る中、渡辺校長から、卒業生一人一人に卒業証書が手渡された。生徒の中には、ステージの上から担任教諭に「ありがとうございました」と大きな声で挨拶する人も見られた。
 渡辺校長は、「今、一人一人に卒業証書を手渡しました。3年間のそれぞれの喜び、苦しみ、楽しみを乗り越えてきた努力は、ひたむきさの証となっている。卒業おめでとう。これからは、壁にぶつかることもあり、苦しんで悩むことが多くなるが、今の自分を大切に生きて下さい。ゆっくりでいいから、自分で決めた道を一歩ずつ歩んでください」と激励した。
 在校生の吉井俊貴さん(2年)は、「3年生の皆さんには、時に優しく、時に厳しくご指導くださったことを感謝しています。3年生が築いた伝統を引き継ぎ、よりよい学校にしていくことを誓います。健康に気をつけて前進して下さい。いままでありがとうございました」と送辞した。
 卒業生の松浦翔大さんは、「9年間の義務教育を終えた証として卒業証書を校長先生から受け取ったとき、様々な思い出が甦えりました。入学式、生徒会行事など色々な思い出がこみ上げてきました。在校生の皆さん、これからは私たちが経験したことよりも多くの経験をしてください。私たちは、それぞれの道に進んで頑張ります。皆さんありがとうございました」と元気良く挨拶した。
 3月の市内は、卒業式シーズンを迎え、小中高から大学までの卒業式典が各校で行われている。