奥沢水源地・水管橋一般開放 


okusawasuigenti1.jpg 小樽市の水道発祥の地として知られる奥沢水源地の水管橋の一般開放が、4月27日(月)から始まった。
 奥沢水源地の水道施設は、奥沢ダム(非越流型アースダム・有効貯水量423,000立米)と階段式溢流路(石積み水路・落差21m・段差10段)、奥沢浄水場(緩速ろ過方式・1日給水量6,000立米)の3つ。
 1908(明治41)年1月起工、1914(大正3)年竣工で、工期6年9ヶ月を経て貯水池より通水開始となった。2008(平成20)年に、社団法人土木学会の”平成20年度土木学会推奨土木遺産”に認定されている。

okusawasuigenti2.jpg 市水道局では、水道週間(6/1~7)の期間、同施設を一般開放してきたが、昨年から、水管橋に限って長期間の一般開放を始めた。水管橋からは、ダムから溢れ出る水が、落差21mある10段の階段式溢流路を流下する見事な景観美を眺めることができ、市民や観光客など多くの人が訪れ楽しんだ。
 この一般開放が、今年も4月27日(月)から始まった。この日は、昨日の低気圧の影響で季節外れの雪が周辺に積もっており、例年とは一味違う「水すだれ」の景観美を見せていた。
 一般開放は、11月3日(火・祝日)10:00~16:00まで。6月1日(月)から7日(日)の水道週間は、水管橋の上部にある奥沢ダムまでの開放を予定している。
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