小樽市の水道発祥の地として知られる奥沢水源地の水管橋の一般開放が、4月27日(月)から始まった。
奥沢水源地の水道施設は、奥沢ダム(非越流型アースダム・有効貯水量423,000立米)と階段式溢流路(石積み水路・落差21m・段差10段)、奥沢浄水場(緩速ろ過方式・1日給水量6,000立米)の3つ。
1908(明治41)年1月起工、1914(大正3)年竣工で、工期6年9ヶ月を経て貯水池より通水開始となった。2008(平成20)年に、社団法人土木学会の”平成20年度土木学会推奨土木遺産”に認定されている。