実習の場へ 医師会看護学校の戴帽式 


taibo1.JPG 小樽市医師会看護高等専修学校(津田哲哉学校長)の戴帽式が、5月14日(木)18:30から、医師会館大講堂(富岡1)で厳粛に行われた。33名(女子28・男子5)の戴帽生が、決意を新たに実習の場へと歩み出した。
 同校は、市医師会が1955(昭和30年)に設立した。「准看護師として必要な知識や技術を習得し、地域保健医療に貢献しうる人材を育成することを目的」としている。
 戴帽生の54期生(2年生)の女子生徒は、父母や関係者、在校生など約120名が見守る中、教務主任と看護部長から真新しい白いナースキャップを被せられた。男子生徒は、看護バッチを受け取り、看護の道を歩む決意を新たにした。
taibo2.JPG 津田学校長は、「これからのみなさんは、私服から看護師の正式なユニフォームを着て、ナースキャップ、ナースバッチを装着し、ただの生徒からいよいよ職業を意識した実習を始めるのです。今日の儀式で気持ちを入れ替えてください」とエールを贈った。
 戴帽生を代表の川下純子さんは、「職業的責任を果たすこと、健康の守り手としての自己実現を果たすことをここに誓います」と述べた。
taibo3.JPG キャンドルサービスでは、ナースキャップと看護バッチを身につけた戴帽生が壇上に上り、向き合ってキャンドルに火を灯した。やわらかなロウソクの灯りをともしながら会場を回り、家族や関係者らを囲んだ。ナイチンゲールの偉業を称え、誓詞を戴帽生全員で唱和した。
 戴帽生は、今後、市内医療機関で臨床実習に臨む。
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